刺激を基に設計された20種の教具

モンテッソーリ教育における感覚の教育には、
専用の「感覚教具」を使用します。

医師であるモンテッソーリが、科学に基づいて設計した感覚教具は、

形、色、重さ、大きさが明確に定められており(ふれーべる東京では、「正規規格」と表現)、

約20種類の教具が用いられます

これら感覚教具の最大の特徴は、
１つの教具が１つの感覚だけを刺激するように作られている点にあります。

生まれてから色々な刺激を毎日たくさん受けている子どもの頭の中は、

さまざまな感覚の印象が渦巻いている状態にあります。

触れるもの、見るもの、聞く音、

まだ小さな子どもにとっては全てが新しい感覚なのですから、無理はありません。



モンテッソーリの感覚教具は、

それらを１つ１つ別個に刺激することで

子どもの中であるさまざまな感覚が整理され、秩序化され、分類されていくのです。