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「幾何学立体」とは、モンテッソーリ教育において使用される様々な形の立体セットです。
子どもたちは視覚を通して各立体の特徴に気づき、様々な立体を触ってみることで、肌感覚として立体の特徴を理解することができます。手で撫でたり転がしたりすることで、より深く記憶に定着します。
「幾何学立体」には、3つのグループがあります。
第1グループは、球体・楕円体・卵体の3種類で、全て曲面で囲まれています。
第2グループは立方体・直方体・三角柱・四角錐・三角錐の5種類で、全て平面で囲まれています。
第3グループは円柱と円錐の2種類で、曲面と平面で囲まれています。
また、「幾何学立体」には、5種類の投影板が付属します。
この投影板を様々な立体に重ねることで、形の違う立体でも同じ大きさの面があることを確認していきます。
モンテッソーリ教育では、子どもたちが自己学習を行うことを重視しており、教育現場でも「幾何学立体」などの教具を使い、自己学習を促す取り組みが行われています。
子どもたちは、実際に立体を触りながら自分自身で組み合わせたり、分類したりすることで、立体構造という空間的な概念やそれぞれの図形の特徴(丸いので転がる、先が尖っているので触ると痛い、など)を感覚的に理解し、創造的な思考力や問題解決力を養うことができます。
この教具を使用することで、子どもたちは以下のような能力を育成することができます。
子どもたちは、立方体や円柱などの形状や性質を比較したり、それらを構成する面や頂点を数えたり、またそれらを積み上げたりして、空間認識力や図形認識力を高めることができます。
立体を実際に触ってみることで、子どもたちの手指・手首の筋力を鍛え、細やかな動きを練習することができます。感覚運動神経が刺激されるので、バランス感覚や運動協調性、そして空間把握能力などを養うことができます。
子どもたちはブロックを自由に組み合わせ、重ねたり横に並べたりすることで、自分自身でさまざまな形状を作り出すことができます。この作業は創造力や想像力の訓練に直結します。
【3. まとめ 】
以上のように、「幾何学立体」は、子どもたちの知的・身体的・社会的発達に多大な効果をもたらす教具です。
モンテッソーリ教育において、重要な位置を占めているこの「幾何学立体」を活用して、子どもたちの学びの世界を広げてみませんか?